ドイツ連邦環境省は、ドイツ各地で年々増殖しているオーク(カシの木)につく蛾(Eichenprozessionsspinner)への対処を適切に行えるよう、その対処法一覧を発表した。特にその幼虫である毒毛虫は、葉を食べ尽くして木を枯らすだけでなく、その毛に人が触れると健康被害の原因となる。特に子供は顕著なアレルギー反応を起こすという。被害防止には、毛虫や蛾の巣の除去や発生地域の一時的閉鎖などの対策に加えて、薬剤散布による毛虫駆除が有効な手段となる。対象となる薬剤の使用にあたっては、植物保護剤法と殺生物剤法が考慮されなければならないが、それらの法規則、特にその許可手続は複雑でわかりにくいことが懸念されていた。そのため、連邦環境省は、毒毛虫に適切に対処できるよう、毛虫が大発生する春を前に薬剤の種類とその使用方法を明確にするよう、殺生物剤と植物保護剤を管轄する連邦諸機関の協力を求めていた。今回その結果として対処法が公表されたことにより、連邦環境省は、適切かつ効率的な対処が可能になったとしている。