欧州環境局、欧州の生産と消費の環境影響は大きく、根本的再考が必要とする環境指標報告を公表

発表日:2014.10.20

欧州環境局は、「2014年環境指標報告書」を発表し、欧州の生産と消費が世界の環境に大きな影響を及ぼしており根本的な再考が必要だと指摘した。報告書によると、消費者製品の多くが海外で生産され、EUで生産される製品も原料のほとんどは輸入に頼っているため、現在の生産と消費は、EU域外での土地や水の利用、大気汚染など相当な環境圧力をかけているという。EUではこれまで、環境政策の重点をEU内の生産に置いてきたが、グローバル化が進む中、域外で起こしている環境影響を緩和していくには、EUの生産と消費のあり方を根本的に再考し、製品のライフサイクル全体の持続可能性の促進に向けて取り組んでいく必要があるという。現在、自動車や作業道具の共有、地域の庭の共同管理など、さまざまなことを共同で行う新たな消費方法が生まれている。企業も、廃棄物の利用や使用済みの製品の引き取りなど新たなビジネスモデルを示すことで重要な役割を果たすことができる。報告書は、このような新たな取り組みを促進するためには政治的な支援も必要であるとしている。

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