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 アメリカ国立再生可能エネルギー研究所、都市におけるエネルギー使用の現状と展望を示す報告書を公表

発表日:2015.08.05


  アメリカエネルギー省(DOE)の国立再生可能エネルギー研究所(NREL)は、アメリカの都市におけるエネルギー使用削減の取組の現状を分析し、次のステップを示す報告書を公表した。NRELは、人口やエネルギー事業体の種類、地域、温室効果ガス排出削減目標、交通手段、平均世帯収入の異なる全国の20都市を対象に、その気候、持続可能性、エネルギーに関する計画を比較、分析した。その結果、炭素排出の削減、さまざまな部門におけるエネルギー効率化、再生可能エネルギーの増加、自転車や徒歩による移動の促進などの目標が都市間で共通していたという。また、報告書では、1)エネルギーに関連する取組と目標を都市の特性に合わせる、2)施策の費用対効果を把握する、3)あらゆる計画策定プロセスでエネルギーを考慮する、など都市が今後取り組むべき推奨事項も示している。なお、この報告書はDOEのエネルギー効率・再生可能エネルギー局が資金を拠出する「エネルギー分析と計画策定を通じた先進都市(Cities-LEAP)プロジェクト」の一環である。

情報源 アメリカ国立再生可能エネルギー研究所(NREL) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ国立再生可能エネルギー研究所(NREL)
分野 環境総合
キーワード 再生可能エネルギー | 都市 | エネルギー効率化 | エネルギー使用量 | NREL | 炭素排出 | アメリカ国立再生可能エネルギー研究所
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