ドイツ連邦環境省(BMUB)は、連邦環境庁(UBA)および連邦水理学研究所(BfG)とともに、淡水域におけるマイクロプラスチック汚染に関する国際会議を開催した。海洋のプラスチックごみについてはすでに国内外の議題となっているが、河川や湖など内陸淡水域のプラスチックごみの発生源に関しては、今まであまり注目されておらず、人体や動植物への影響についての調査も数少ない。ある研究によれば、ライン川はマイクロプラスチックによる負荷が世界的に最も大きい河川の一つで、一日に25~30kgの微小なプラスチック片が運ばれているという。しかし根本的な問題として、マイクロプラスチックに関する分析やサンプリングの統一した基準がないため、プラスチック汚染の問題の度合いや、どのような対策が有効なのかを判断することは難しい。今回の会議には22か国から220名の専門家が参加し、この問題が環境政策の中でより重視されるよう、知見を交換し、環境と社会への影響について議論を進めた。
情報源 | ドイツ連邦環境省(BMUB) プレスリリース |
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国・地域 | ドイツ |
機関 | ドイツ連邦環境省(BMUB) |
分野 | ごみ・リサイクル 自然環境 水・土壌環境 |
キーワード | 河川 | 湖沼 | ドイツ連邦環境省 | 淡水 | プラスチックごみ | 水質汚染 | マイクロプラスチック | BMUB |
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