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 フランス、環境技術の輸出振興で関係行政機関が連携強化

発表日:2009.05.12


  フランスの環境エネルギー管理庁(ADEME)と企業国際展開促進庁(UBIFRANCE)は、同国の環境産業の輸出を促進するため、協力を強化する協定を締結した。2つの機関はフランスの環境・技術関係のノウハウを世界的に広めるべく、1997年から協力。ライダー(大気中の粒子状物質等を測定するレーザーレーダー)を開発し、中国・北京で成功を収めたレオスフェール社などを支援してきた。現在、フランスの環境技術輸出額は世界第4位だが、今回の協定で両機関の連携を強化し、他の企業が同様の成果を挙げること、環境技術のよりよい発展を世界やフランスの経済成長につなげていくことを目指す。協定によって、特に経済成長の著しい、EU新規加盟国、地中海周辺諸国(省エネ、再生可能エネルギー、廃棄物、建物等の分野)、中国(建物の省エネ、持続可能な都市分野)、インド(気候変動、省エネ分野)、ロシア(再生可能エネルギー、省エネ分野)、ブラジル(大気、バイオ燃料、廃棄物分野)において、多くの事業活動が進むことが期待されている。

情報源 フランス環境エネルギー管理庁(ADEME) プレスリリース
国・地域 フランス
機関 フランス環境エネルギー管理庁(ADEME)
分野 地球環境 ごみ・リサイクル 大気環境
キーワード フランス | 環境技術 | 輸出
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