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 ドイツCOP23、EMASの認証を取得

発表日:2017.11.17


  ボンで開催中の国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第23回締約国会議(COP23)が、環境管理・監視スキーム(EMAS)の認証を受け、証明書がドイツのヘンドリックス環境大臣とサルマドUNFCCC副事務局長に授与された。会議を通じ環境負荷を回避するための目標と対策は、開催の11ヶ月前から計画され環境声明書に記録された。COP23では検証人が数日間現場を回り、これらの実行状況について確認した。対策には廃棄物の発生回避と厳格な分別、気候に配慮した食事の提供、魅力的な公共交通機関の提供、気候中立のシャトルバス、仮設建物の環境配慮や再利用可能な素材の利用などがあり、エネルギーや水の消費量も検証対象となっていた。また、環境テーマについて研修を受けた650人のボランティアが、現場で来場者に対し、参加登録時に配布される飲料容器に水を補充する方法を教えるなど活躍した。会議終了後には、目標や対策に関連する数値が分析され、検証人が再度審査する。また会議参加に伴う移動によって発生する回避不可能な温室効果ガス排出量は国際気候保護プロジェクトによって得られる認証排出削減量によって相殺される。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMUB) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMUB)
分野 地球環境 ごみ・リサイクル 自然環境 水・土壌環境 環境総合
キーワード 環境負荷 | 気候変動枠組条約 | ドイツ連邦環境省 | UNFCCC | 認証 | 環境管理 | EMAS | BMUB | COP23
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