2009年6月1日、本年第2回目となる国連の気候変動交渉会合が、ドイツのボンで開幕した(会期は6月12日まで)。参加する182カ国の代表団は、12月のコペンハーゲン会議での合意に向け、初めて、国際合意の基礎となる交渉テキストに基づいて話し合いを行う。「気候変動枠組条約(UNFCCC)の下での長期協力行動のための特別作業部会(AWG-LCA)」で検討される交渉テキストは、長期協力行動のための共通のビジョン、適応、緩和、資金、技術及び能力開発に関する対策の強化といった事項をカバーしている。また、「京都議定書の下での附属書I国の更なる約束に関する特別作業部会(AWG-KP)」では、工業国37カ国の第2約束期間(ポスト2012年)の排出削減目標、排出量取引の改善、排出クレジットの範囲、プロジェクトベースのメカニズム(クリーン開発メカニズムや共同実施)、土地利用・土地利用変化・林業部門(LULUCF)といった事項について検討する。
情報源 | 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局 プレスリリース(PDF) |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局 |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 国連 | 気候変動 | ドイツ | 京都議定書 | UNFCCC | ボン | AWG-LCA | AWG-KP | コペンハーゲン | 作業部会 |
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