国連環境計画(UNEP)は、アフリカ53か国と中国が、ケニアのナイロビに設立を予定している中国アフリカ環境協力センターの暫定事務局を設置したことを報じた。正式に発足すると、同センターは、透明性、包括性、有効性を理念に掲げ、能力構築や技術支援、環境政策の対話、環境プロジェクトへの資金動員のプラットフォームとして機能する。持続可能な開発に関する2030アジェンダとアフリカ「アジェンダ2063」の実施を支援するため、中国とアフリカ諸国、さらに民間部門、研究所、政府間機関の連携を促進し、既存イニシアティブを補完する。UNEPは暫定事務局のファシリテーターを務め、アフリカ連合やアフリカ環境大臣会議参加国が主要パートナーとなる。2018年9月に北京で開催されるFOCACサミットで正式に設立を公表する予定となっている。ケニア外務省は「センターはアフリカ、中国、UNEPの3者協力によるもの。環境を考慮した開発という目標実現に寄与するだろう」とした。
情報源 | 国連環境計画(UNEP) プレスリリース |
---|---|
国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画(UNEP) |
分野 | 環境総合 |
キーワード | 国連環境計画 | 中国アフリカ環境協力センター | 暫定事務局 | アジェンダ2063 | FOCACサミット | ケニア外務省 |
関連ニュース |
|