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 イギリス環境・食糧・農村地域省、新たな資源・廃棄物戦略を公表

発表日:2018.12.18


  イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)は、拡大生産者責任(EPR)の適用等により同国の廃棄物管理システムを改善する新たな資源・廃棄物戦略を公表した。新戦略は、同国政府の25年環境計画やバイオエコノミー戦略等に沿うもので、具体的に、1)EPRにより、企業やメーカーが包装廃棄物のリサイクルまたは廃棄の費用を全額負担、2)自動車や電気製品、バッテリーなど再利用が難しく費用の高い品目の生産者責任を見直し、繊維製品やタイヤ等にも生産者責任の拡大を検討、3)リサイクル率向上のため、一貫した方法でリサイクル可能な資材を家庭や企業から回収し、消費者がリサイクルの可否を判断できるラベリングを導入、4)週1回家庭からの食品廃棄物を回収、5)使い捨て飲料容器(ボトル、缶など)に対するデポジット制を導入、等の措置を示した。また政府は、プラスチックの生産・使用・再利用の新手法に関する研究プロジェクト8件に800万ポンド、プラスチック問題への対処とリサイクル促進に2000万ポンドを投じることも公表した。

情報源 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra) プレスリリース
国・地域 イギリス
機関 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード プラスチック | イギリス環境・食糧・農村地域省 | 拡大生産者責任 | プラスチック問題 | 廃棄物管理システム | 資源・廃棄物戦略 | 25年環境計画 | バイオエコノミー戦略 | リサイクル促進
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