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 フランス、G7環境大臣会合の生物多様性と気候に関する成果を報告

発表日:2019.05.07


  フランス環境省は、2019年5月5日と6日に同国メッスで開催されたG7環境大臣会合で、主要7か国とEU、招聘されたエジプト、チリ、インドなど9か国、NGOや企業などが以下の4テーマを軸に協議し、成果を上げたと報告した。1)会合直前に公表された地球規模アセスメント(IPBES)をはじめ生物多様性や気候に関する科学的報告に基づき「メッス生物多様性憲章」を採択。憲章は、生物多様性減少を食い止める取組の強化、先住民や地域社会、自治体、女性、若者、企業など政府以外の関係者の参画促進、2020年以降の生物多様性枠組み支援などの具体的行動を示した。2)フランス政府がG7の優先議題としている不平等問題に対する取組と、環境を重視した社会への公正な移行のため、ジェンダーに配慮した環境行動・研修(GREAT)イニシアティブを開始。3)持続可能な農業を通じた森林保全、大型類人猿やサンゴ礁の保護など、具体的行動を支持。4)生物多様性保全の経済効果が報告されるなど、気候資金とならぶ生物多様性資金の実現に向け前進。

情報源 フランス環境省 プレスリリース メッス生物多様性憲章
国・地域 フランス
機関 フランス環境省
分野 自然環境 環境総合
キーワード 生物多様性 | 森林保全 | サンゴ礁 | EU | フランス環境省 | G7環境大臣会合 | 地球規模アセスメント | メッス生物多様性憲章 | 環境行動・研修 | 大型類人猿
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