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 アメリカエネルギー省、中小企業のクリーンエネルギー技術研究を支援

発表日:2009.08.20


  アメリカエネルギー省(DOE)は、クリーンエネルギー技術の研究開発に取り組む優れた中小企業に総額3700万ドルを支援すると発表した。短期的にクリーンエネルギー技術を開発しつつ、新たな産業革命への中小企業の参加を促すDOEの方針を強調するもので、中小企業技術革新制度(SBIR)・中小企業技術移転(STTR)プログラムにより実施する。対象事業はエネルギー効率化に関する分野で、建物の先進的な空調システム、発電・工業工程での水力の利用、先進的なガスタービンや部品、スマートグリッド用コントローラー、先端ソーラー技術等が挙げられている。従業員500人以下の米国企業が対象で、申請期限は2009年9月4日。第1段階(実用化の可能性がありそうなアイデアについて、6か月以内に実施可能性を提示)の助成総額は約850万ドルで、事業1件当たり最高15万ドルを助成。DOEのチュー長官は、中小企業は雇用創出と技術革新の原動力で、クリーンエネルギー経済の促進のためにはその発明力と起業家精神が必要だとしている。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境
キーワード アメリカエネルギー省 | DOE | 中小企業 | 空調 | クリーンエネルギー | 水力発電 | スマートグリッド | ガスタービン
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