アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、2019年6月の世界平均気温が2016年に記録した最高値を上回り記録を更新したことを確認した。これはアメリカ航空宇宙局(NASA)や欧州中期予報センター、日本の気象庁のデータとも一致しているという。2019年6月の世界の平均気温偏差は+0.95℃で、記録のある1880年以降で最も高くなった。陸上気温偏差は+1.34℃、海面水温偏差は2016年とタイの+0.81℃でともに最高値である。6月の高温上位10位のうち8位の1998年6月を除くと、すべて2010年以降の記録である。世界の平均気温は、6月としては43年連続、月としては414ヶ月連続で20世紀平均を上回った。陸上気温の地域別では、欧州、南米、ハワイ、アフリカで史上最高、アジアでは8番目の暑い6月となった。2019年上半期の世界の平均気温も2017年とタイの史上2位の高温であった。2019年6月の海氷域は、北極圏では1979年以降で2016年に次いで2番目に小さく、南極では史上最小となった。
情報源 | 世界気象機関(WMO) ニュース 全球気候報告2019年6月 |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 世界気象機関(WMO) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 気象庁 | アメリカ海洋大気庁 | アメリカ航空宇宙局 | 世界平均気温 | 欧州中期予報センター | 陸上気温偏差 | 海面水温偏差 | 陸上気温 |
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