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 持続可能な開発のためのハイレベル政治フォーラム、SDGs達成のため気候行動の加速を呼びかけて閉幕

発表日:2019.07.19


  ニューヨーク国連本部で開催されていた「持続可能な開発のためのハイレベル政治フォーラム(HLPF)」は、2019年7月18日、SDGs(持続可能な開発目標)達成のため気候行動を加速する必要があることを確認して閉幕した。気候変動はSDGsの17のテーマの一つというだけでなく、健康、貧困、飢餓などの課題を深刻化させる恐れがある。HLPF会期中に公表されたSDGsの進捗評価報告書は、気候変動はSDGsの目標達成の障害になっており、人類の生活を改善してきた過去数十年間の努力が水泡に帰す可能性があると警告した。また、世界の食糧安全保障と栄養の状態に関する報告書は、気候変動は紛争や経済的格差とともに食糧安全保障を脅かす主要因になっていることを示した。国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、持続可能な開発アジェンダとパリ協定の目標は大局的には共通する部分も多いとし、HLPFでは2019年9月に開催される気候行動サミットとSDGサミット、12月に開催されるUNFCCC第25回締約国会議(COP25)につながる成果があったとした。

情報源 国連気候変動枠組条約(UNFCCC) ニュース記事
国・地域 国際機関
機関 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)
分野 環境総合
キーワード 気候変動 | 国連気候変動枠組条約 | SDGs | 持続可能な開発 | ハイレベル政治フォーラム | 食糧安全保障 | ニューヨーク国連本部 | 気候行動サミット | SDGサミット | UNFCCC第25回締約国会議
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