オランダ環境評価庁は、国連の「生態系回復の10年」が2021年からスタートすることを受けて、政策概要書を公開した。同概要書は、3つのリオ条約(国連気候変動枠組条約(UNFCCC)、生物多様性条約(CBD)、国連砂漠化対処条約(UNCCD))および、ボン・チャレンジ等その他の誓約の下での各国の回復公約に関する概要を示している。面積を示して回復を公約した国は115か国におよび、その面積の合計は約10億ヘクタールとなるが、うち約半分はサハラ以南のアフリカで、次いで中南米、中国、南アジアである。一方、北米、ヨーロッパ、ロシア、中央アジア、中東、北アフリカの国々による公約は比較的少ない。生態系の回復と土地管理の改善の支援は、食糧と水の安全保障といった複数の「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献し、生物多様性の損失に対処すると共に、気候変動への緩和と適応にも寄与する。
情報源 | オランダ環境評価庁ニュース |
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国・地域 | オランダ |
機関 | オランダ環境評価庁 |
分野 | 自然環境 環境総合 |
キーワード | 生物多様性 | 気候変動 | 生物多様性条約 | オランダ環境評価庁 | 国連砂漠化対処条約 | 国連気候変動枠組条約 | SDGs | ボン・チャレンジ | 生態系回復の10年 | 政策概要書 |
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