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 欧州環境庁、欧州の循環型経済はまだ初期段階にあると報告

発表日:2019.10.01


  欧州環境庁(EEA)は、報告書「循環型経済への道を開く:現状と可能性」を公表し、欧州の循環型経済はまだ初期段階にあり、循環型ビジネスモデルの導入拡大や循環型経済への移行の進捗把握に向けた取組に対して一層の投資が必要だと分析した。報告書によると、回答のあったEEA加盟32カ国中21カ国が既に循環型経済を目指した取組に着手しており、リサイクルやエネルギー回収、廃棄物管理を中心に規制や市場ベースの施策を行っている。しかし、統計によれば、材料の回収・再利用率が欧州全体で約10%にとどまっているなど、欧州の循環型経済はまだ初期段階である。循環型ビジネスモデルを導入している欧州企業も増えてはいるが、依然として企業文化や市場要因、生産消費システム等の面で障壁が存在する。また、既存の統計では循環型経済への移行の進捗状況等を把握できるデータが十分ではなく、進捗把握のための投資を増やすことも必要だという。さらに報告書は、循環型経済政策をバイオエコノミー政策や気候政策と良好に統合する必要があることも指摘している。

情報源 欧州環境庁(EEA) ニュース 欧州環境庁(EEA)報告書「循環型経済への道を開く:現状と可能性」(PDF)
国・地域 EU
機関 欧州環境庁(EEA)
分野 自然環境 環境総合
キーワード リサイクル | 欧州環境庁 | 廃棄物 | エネルギー回収 | 循環型経済 | 気候政策 | 循環型ビジネスモデル | 市場要因 | 生産消費システム | バイオエコノミー政策
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