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 気候変動に関する政府間パネル、第6次評価報告書の統合報告書アウトライン案作成のためスコーピング会合を開催

発表日:2019.10.21


  気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、第6次評価報告書の統合報告書アウトライン(章立て等)案を作成するため、38ヶ国から80人の専門家とIPCC議長団の参加のもと、2019年10月21~23日にシンガポールでスコーピング会合を開催する。2022年に発表予定の統合報告書は、すでに発表された3件の特別報告書(「1.5℃特別報告書」、「土地関係特別報告書」、「海洋・雪氷圏特別報告書」)と2021年に発表される3つの作業部会(「自然科学的根拠」、「影響・適応・脆弱性」、「気候変動の緩和」の3部会)の評価報告書の知見を統合し、各国の政策担当者に気候変動に関するその時点での最新の科学情報を提供するものとなる。2022年は、パリ協定に基づき5年ごとに行われる世界全体の実施状況の確認(グローバル・ストックテイク)の初回の前年に当たり、各国の報告作業に役立つと考えられる。作成したアウトライン案は、2020年初めに開催される第52回総会において検討される。

情報源 気候変動に関する政府間パネル(IPCC) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 気候変動 | 政府間パネル | 1.5℃特別報告書 | 土地関係特別報告書 | 海洋・雪氷圏特別報告書 | 第6次評価報告書 | 自然科学的根拠 | スコーピング会合 | 影響・適応・脆弱性 | 気候変動の緩和
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