ラテンアメリカ・カリブ海地域、旧式の廃棄物処分場の閉鎖で空気がきれいになったと報告

発表日:2020.09.07

国連環境計画(UNEP)によると、ブラジルのEstrutural廃棄物処分場は、かつてラテンアメリカとカリブ海地域最大のごみ処分場であり、2018年に閉鎖されるまで毎日2,700トン以上のごみが分別されずに捨てられていた。ごみ火災が起きると大気汚染を引き起こしていた他、浸出水の管理もされず、埋立地のガス収集システムも設置していなかったため、有毒ガスが周辺の空気、土壌、水を汚染し、ごみを拾い集めて生計を立てていた2,500人の健康を損なわせた。閉鎖後は、リサイクル工場および別の場所に設置された衛生的な埋立地に置き換えられ、2050年までに二酸化炭素相当量で140万トンになると見込まれていた排出量のうち、少なくとも70%を削減すると推定されている。現在、世界の廃棄物の40%はこのような旧式の処分場に捨てられており、同地域では毎日約14万5千トンのごみが同様に捨てられている。2025年までに世界の人為的な温室効果ガス排出量の8~10%は旧式の処分場から排出されることになるため、早急な閉鎖が求められる。

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