海外ニュース


 フランス、エネルギー効率化・再生可能エネルギー分野の成長について報告

発表日:2009.12.01


  フランス 環境・エネルギー管理庁(ADEME)は、エネルギー効率化と再生可能エネルギー分野の成長と雇用に関する年次報告書を公表した。この分野の成長率は、2006~2008年にかけて28%に達し、経済危機の中で最もよく伸びた部門となった。2008年の売り上げは500億ユーロの大台を超え、2009年には570億ユーロに達すると見込まれている。特に、再生可能エネルギー分野(太陽光発電とヒートポンプ)、運輸部門のエネルギー効率化(公共交通機関の整備、燃費の良い新車の購入)が成長のけん引役となった。また、この分野の直接的な雇用者数は、2008年に26万人となり、2006年から27%増加した。中でも住宅の省エネ分野での雇用者数が多く、11万人に上る。2009年には、この分野での雇用者数は30万人に達すると推計されている。なお、政府は、2009年9月から、グリーン雇用促進計画の策定に向けて、全国委員会と10の分科会で検討を進めている。2010年1月には、両委員会の計画案が提示される予定。

情報源 フランス 環境・エネルギー管理庁(ADEME) プレスリリース
国・地域 フランス
機関 フランス 環境・エネルギー管理庁(ADEME)
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 太陽光発電 | ヒートポンプ | 省エネルギー | 燃費 | 公共交通 | エネルギー効率 | 運輸 | フランス環境・エネルギー管理庁 | ADEME
関連ニュース

関連する環境技術