ドイツ連邦環境省(BMU)は、3月22日の「世界水の日」にあたり、世界の水問題の現状と今後の取り組みを報告した。経済成長と世界人口の増加に伴って水の需要は増加の一途をたどっており、過去100年間で世界の水消費量は6倍に増加し、毎年約1%ずつ増加し続けている。一方で、気候変動により多くの地域で干ばつ期間が延びており、世界人口の約3分の1にあたる22億人は、いまだに安全な飲料水を定期的に得ることができず、42億人は安全な衛生施設を利用できずにいる。このような背景から国連総会は「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の水に関する目標の実施に向けた取り組みを推進するため、「水の国際行動の10年(Water Action Decade)」(2018~2028年)を宣言した。2023年には国連の会議で進捗状況の中間レビューが行われるが、これは国連による水問題に特化した会議としては2回目であり、46年ぶりの開催となる。
情報源 | ドイツ連邦環境省(BMU)プレスリリース |
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国・地域 | ドイツ |
機関 | ドイツ連邦環境省(BMU) |
分野 | 水・土壌環境 |
キーワード | 気候変動 | ドイツ連邦環境省 | 飲料水 | 水問題 | 世界水の日 | 衛生施設 | 水消費量 | 持続可能な開発のための2030アジェンダ | 水の国際行動の10年 | Water Action Decade |
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