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 国連気候変動枠組条約、気候変動対策における先住民族の重要性を紹介

発表日:2021.08.09


  国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、8月9日の「世界の先住民の国際デー」にあたり、気候変動対策において先住民族が重要な貢献をしていることを紹介した。自然と調和した生活を送る先住民族は、世界人口の5%にも満たないが、世界の生物多様性の80%を保護しており、気候危機に対する多くの解決策を保有している。先住民族は気候変動の解決策に関し先祖代々の伝統的な知見を有しており、その価値は過小評価してはならない。先住民族の権利を尊重し、気候政策への参加を促進することは、産業革命前と比べて世界の気温上昇を1.5℃未満に抑え、気候対応力を高めるという、パリ協定の目標を達成するために不可欠である。これらは2015年の「地方コミュニティ及び先住民プラットフォーム(LCIPP)」設立とともに認識され、それにより先住民族が政府とともに声を上げ、また国連の気候変動プロセスへより効果的に参加することを可能にした。

情報源 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)ニュース
国・地域 国際機関
機関 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)
分野 地球環境 自然環境
キーワード 生物多様性 | 気候変動 | 国連気候変動枠組条約 | パリ協定 | 先住民族 | 気候危機 | 世界の先住民の国際デー | 伝統的な知見 | 地方コミュニティ及び先住民プラットフォーム | LCIPP
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