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 ドイツ連邦環境省、欧州連合における持続可能な電池のための新しい規則について解説

発表日:2022.03.17


  ドイツ連邦環境省(BMU)は、欧州連合(EU)の環境相が、EU環境理事会の会合において、EUにおける電池規則に関する見解を全会一致で採択したと発表した。同規則は、EU全域のバリューチェーン全体において、電池のより持続可能な利用を確保することを目的としていて、電気自動車用電池にカーボンフットプリントが導入され、携帯型電池交換の容易性が向上されるほか、原材料の採取に関する社会的・企業的デューデリジェンスの義務や、より野心的な回収・リサイクル目標が設定される予定である。電池はエネルギー転換のための重要な要素であるが、貴重な原料や汚染物質も含まれている。新しい規則には鉛、コバルト、リチウム、ニッケルに対するリサイクル含有量の最低枠の適用、携帯型電池などの回収目標の引き上げ、電動自転車などの電池の取り外しと交換が容易であることの保証などが含まれ、発効後、2006年に施行されたEU電池指令に代わるものとなる。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMU)プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMU)
分野 ごみ・リサイクル 環境総合
キーワード リサイクル | 回収 | ドイツ連邦環境省 | 汚染物質 | カーボンフットプリント | 欧州連合 | バリューチェーン | 電池規則 | 電気自動車用電池 | リサイクル含有量
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