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 カナダ環境・気候変動省、北部先住民の住宅改修プログラムなどのプロジェクトを支援

  カナダ環境・気候変動省（ECCC）は、北部先住民の住宅改修プログラムを支援するために、電力会社と共同で、同国の低炭素経済基金から280万カナダドルの投資を行うことを発表した。同プログラムにより、断熱材の改善、配管の改良、LED照明の設置などの住宅改修を通じて、暖房システムを電力に依存している北部先住民のエネルギーコストを削減する。同プログラムの期間中、同電力会社は累積で約16,000トンの温室効果ガスを削減することになり、これは1年間に約4,900台の乗用車が道路から排除されることに相当する。同プログラムは2030年排出削減計画のもと、7年間で22億カナダドルの資本増強を受けた、同国の低炭素経済基金の拡大資金を活用する。低炭素経済基金は、同国の気候変動対策計画の重要な一部であり、2050年までにカナダの排出量を正味ゼロにするための道筋をつけることを支援するものである。