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 カナダ環境・気候変動省、2035年までに新車にゼロエミを義務付ける公約について協議を開始

発表日:2021.12.17


  カナダ環境・気候変動省(ECCC)は、2021年12月17日、ゼロエミッション車導入促進に関する協議を支援する資料を公開した。同国最大の排出源のひとつである運輸部門の汚染をゼロエミッション車の導入によって削減することは、2050年までにネットゼロ経済を構築するための最も効果的な方法のひとつである。同国政府はゼロエミッション車の導入を支援するため、電気自動車用充電器や水素ステーションの新設などに10億ドル以上を投じてきた。さらに、国内でゼロエミッション車や部品を製造する企業の法人税50%減税、組み立て工場新設による電気自動車生産量の増加、公共交通機関のバスの電動化など、新たな施策を導入し、同国の自動車部門がゼロエミッション車の製造に移行することをサポートする。気候変動という地球規模の課題は大変なものであるが、ゼロエミッション車は、すぐにでも展開できる重要な施策である。

情報源 カナダ環境・気候変動省(ECCC)ニュース
国・地域 カナダ
機関 カナダ環境・気候変動省(ECCC)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 電気自動車 | 公共交通 | 気候変動 | 水素ステーション | 充電器 | カナダ環境・気候変動省 | 電動化 | ゼロエミッション車 | ネットゼロ経済 | ゼロエミ
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