カナダ政府、ビスフェノールAの健康リスクから国民を守るための規制を強化

発表日:2010.10.13

カナダ環境省と保健省は、人間の健康と環境の双方に悪影響を及ぼすおそれのある化学物質、ビスフェノールAの規制強化に向けた措置として、この物質を1999年カナダ環境保護法別表1に追加した。これにより、同法に基づく規制リスク管理措置の展開が可能になる。ビスフェノールAは、飲料容器などに使われるプラスチック「ポリカーボネート」の原料として使われる化学物質で、げっ歯類を使った実験で、不確実性は高いものの、神経系の発達や行動異常への影響が示唆され、妊婦や胎児、幼児への影響が懸念されている。プレンティス環境大臣は、「カナダ政府はビスフェノールAの監視と管理に鋭意取り組んでいる」として国民に安心を約束した。アグルカク保健大臣は、「カナダ政府の化学物質管理は世界最高水準にある。我が国の研究ではビスフェノールAが健康にも環境にも有害になるおそれがあることが示されたため、カナダは国民の健康を第一に考えて、世界で最初に大胆な措置を講じた国である。今回の規制強化は国民を守る取組みの強化につながる」としている。

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