持続可能な観光のためのグローバル・パートナーシップが正式に発足した。これは、2011年1月、コスタリカ観光省が主催し、フランス、ノルウェー両政府、国連環境計画(UNEP)及び世界観光機関の後援で開催された、第1回年次総会で議決されたもの。観光業は世界の大型産業であり、雇用や外国投資の重要な受け皿として、特に途上国にとっての大きな収入源になりうる。しかし他方、適正に管理しないと、水やエネルギーの消費量や廃棄物量が増える結果、自然資源を損ない、環境悪化や現地住民への悪影響をもたらすおそれもある。同パートナーシップは、観光業全体の連携の下、世界各地で持続可能な観光を目指す国々が、他国の成功例を学び、技術的支援を得るための交流の場を提供する。UNEPは、「観光の消費と生産のパターンがより持続可能なものになれば、観光地の環境と社会条件が改善される。本パートナーシップは、このようにして観光がグリーン経済への移行に貢献することを目指す」としている。
情報源 | 国連環境計画(UNEP) プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画(UNEP) |
分野 | 環境総合 |
キーワード | フランス | 途上国 | 持続可能 | 国連環境計画 | UNEP | コスタリカ | パートナーシップ | 自然資源 | グリーン経済 | 観光 |
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