国連環境計画(UNEP)と2016年リオデジャネイロ・オリンピック組織委員会は、オリンピック観光客に環境負荷の少ない移動方法を知らせるオンラインプラットフォームやスマートフォンアプリ等を備えた「グリーンパスポート」特別キャンペーンを開始した。2016年に訪れる多数の旅行者に、ブラジルの環境と経済社会開発を尊重する持続可能なツーリズムの文化を広める。グリーンパスポートには最新の道路図のほか、国内の都市の観光プラン80案も提示される。UNEPは、観光業は世界のGDPの約10%を占め、環境と社会への影響力や低炭素経済開発のツールとしても重要だとしている。キャンペーンでは、地元企業が持続可能で環境に配慮した基準を取り入れるためのワークショップやオンライン講座等も開催する。UNEPなどが2008年に開始したグリーンパスポート運動は、現在はコスタリカ、エクアドル、南アフリカなど数か国で実施され、持続可能な観光のための情報普及の基準となっている。
情報源 | 国連環境計画(UNEP) プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画(UNEP) |
分野 | 環境総合 |
キーワード | 環境負荷 | 持続可能 | プラットフォーム | 国連環境計画 | UNEP | アプリケーション | ブラジル | 観光 | オリンピック | 移動方法 |
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