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 アメリカエネルギー省、カリフォルニアの太陽光発電プロジェクトに12億ドルの支援を決定

発表日:2011.09.30


  アメリカエネルギー省は、カリフォルニアバレー・ソーラーランチプロジェクト(サンパワー社)に対し、約12億ドルの債務保証を行うと発表した。このプロジェクトは、250メガワットの太陽光発電設備および関連インフラの建設を行うもので、350人の雇用創出が期待されるとともに、年間42万トン以上の二酸化炭素排出を削減し、6万世帯以上の電力需要を賄う発電量を見込んでいるという。建設する設備は、追尾技術を用いた実用規模の発電設備として国内最大で、太陽光を最大限に集光させるために太陽の方向に機器を向けるワイヤレス型追尾監視管理(TMAC)システムを搭載しており、従来の固定型に比べ、年間の発電量が約25%向上するという。電力購入契約により発電された電力は、州最大の公共事業社PG&E社に販売される。DOEでは、このプロジェクトへの支援は、地域にクリーンエネルギーを供給し雇用を創出するほか、国内の経済を強化し、国内企業が世界のクリーンエネルギー市場で競合していくために重要であると位置づけている。

情報源 エネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 エネルギー省(DOE)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 太陽光発電 | CO2 | アメリカエネルギー省 | クリーンエネルギー | カリフォルニア | 集光 | 電力需要 | ソーラーランチプロジェクト | サンパワー | 追尾
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