ドイツ持続可能な消費・生産センター(CSCP)は、「グローバル・eサスティナビリティ・イニシアチブ」(GeSI)と連携し、2012年5月8日に、ベルリンで参加型会議「将来のライフスタイルと情報通信技術(ICT)の可能性」を開催すると発表した。この会議には、参加者が対話型の討論やプレゼンテーション、ワークショップを通じ、2050年のライフスタイルのビジョンを描き出し、さらに、その持続可能性を向上させるためにICT部門がとりうる様々な活動をともに考えることを目的としている。また、現在のライフスタイルの持続可能性を高めている様々なICTソリューションや行動も紹介する。同会議を通じて参加者は、1)健康・輸送・住宅等の分野でライフスタイルに影響を及ぼすICTについての知識拡大、2)ICT部門の能力とライフスタイルへの影響力について、現状と今後の強化機会に関する共通理解の醸成、3)ICTを利用した持続可能なくらしに向けたビジョン構築及び協働可能性の検討、4)持続可能性やICTに関する専門家とのネットワーク形成、が可能になるという。