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 国連環境計画、情報共有により途上国間協力を促進する対話型ウェブサイトを開設

発表日:2012.05.23


  国連環境計画は、持続可能な開発に向け途上国間協力(南南協力)を促進するため、途上国でのプロジェクトに関する情報・技術の共有を図る対話型ウェブサイト「南南協力情報交換メカニズム」を開設した。このサイトは、環境問題に取り組む途上国の政府やNGO、研究所、学界などが専門知識や経験を提供し、情報を共有する場として設けられた。これにより利用者は、自国の資源や環境の管理向上に役立つ情報や優良事例、手法、助言、能力育成機会などへのアクセスが容易になるという。主なコンテンツとして、1)南南協力関連のイベントや会議、最新ニュース、2)事例研究(資金調達方法、参加組織、プロジェクト構成、得た教訓など)、3)南南協力を支援するパートナー(国連・非国連機関)、4)対話型ツール(討論会への参加、ブログのフォロー、サイトへの情報提供)、を提供する。現在、ケニアでの製糖工場のバイオマスによるコジェネレーション施設開発、シエラレオネでの持続可能な採鉱、ボルネオ熱帯雨林でのオラウータン保護など、約30件の事例研究が掲載されている。

情報源 国連環境計画(UNEP) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 環境総合
キーワード 持続可能 | 国連環境計画 | UNEP | ウェブサイト | 情報共有 | 対話 | 発展途上国 | 南南協力 | 事例
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