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 フランス、交通輸送機関のCO2排出量通知に関する方法マニュアルを掲示

発表日:2012.10.31


  フランスの環境・持続可能な開発・エネルギー省は、環境・エネルギー管理局と連携し、輸送サービスにより排出されるCO2排出量の算定法を具体的に示したマニュアルを公表した。フランスでは2013年10月より、人や貨物の輸送サービスによるCO2排出量をそのサービスの利用者に通知することが義務付けられることから、官民の輸送事業者の義務遵守を支援する措置として作成された。排出量に関する情報は、個人や企業が環境に最もやさしい輸送手段を選択するためのヒントになるという。マニュアルでは、航空、鉄道、海上、道路等の輸送機関、約85000社による、出発地または目的地がフランス国内にある各種輸送サービスを対象としている。算定法を事業・分野別に提示し、これまで輸送事業者が各自の方法で自主的に行ってきたCO2排出量算定を統一した。輸送部門のCO2排出は、現在、フランス全国における排出量の36%を占めるとされ、その削減が求められている。

情報源 フランス環境・持続可能な開発・エネルギー省 プレスリリース
国・地域 フランス
機関 フランス環境・持続可能な開発・エネルギー省
分野 環境総合
キーワード CO2 | マニュアル | 排出量 | 交通 | 輸送 | 算定 | フランス環境省
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