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 香川県、平成23年度大気汚染・水質測定結果の概況を公表

発表日:2012.12.27


  香川県は、平成23年度の大気汚染・水質測定結果を公表した。環境基本法に基づき、人の健康を保護し、生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準として、大気汚染、水質汚濁等について環境基準が定められている。今回、平成23年度に香川県内で実施された大気汚染状況の常時監視測定結果、公共用水域・地下水の水質汚濁状況の常時監視測定結果は以下のとおりであった。1)大気汚染調査では、浮遊粒子状物質が黄砂の影響で環境基準未達成の測定局があり、光化学オキシダントが全測定局で環境基準未達成だった。その他の項目は、全測定局で環境基準を達成した。2)公共用水域の水質測定では、カドミウム・全シアンなどの健康項目は全測定地点で環境基準を達成した。生活環境項目のBOD・CODの環境基準達成率は、河川(BOD)63%、海域(COD)43%であった。また、全窒素及び全燐は、全水域で環境基準を達成した。3)地下水の概況調査では、35地点で調査した結果、1地点で硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が環境基準を超過した。

情報源 香川県 報道発表資料
香川県 平成23年度水質測定結果
機関 香川県
分野 健康・化学物質
大気環境
水・土壌環境
キーワード BOD | 大気環境 | 水質 | 公共用水域 | 地下水 | 浮遊粒子状物質 | COD | 環境基準 | 光化学オキシダント | 香川県
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