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 奈良県、平成22年度大気・水質環境調査結果を公表

発表日:2011.12.21


  奈良県は、平成22年度の大気及び水質環境調査の結果を公表した。平成22年度の結果は以下のとおりであった。1)大気環境の現況については、光化学オキシダントが8局全ての測定局で環境基準を達成しなかったが、その他の測定項目は、全ての測定局で環境基準を達成した。2)水質環境の河川・湖沼の現況については、大和川等4水系122地点で測定を行い、カドミウム、ひ素、鉛等の「健康項目(27項目)」について、全て環境基準を達成した。また、「生活環境項目」のBODは、河川57水域中41水域(72%)で、同CODは、湖沼7水域中5水域で環境基準を達成した。なお、大和川水系の環境基準達成率は76%で、BOD平均値も3.2mg/lと改善傾向にある(平成21年度環境基準達成率:62%、同BOD平均値:3.6mg/l)。3)水質環境の地下水質の現況については、76井戸の水質検査を実施し、5井戸で環境基準超過が見られた。なお、同県は、環境基準を超過した井戸の所有者に対して飲用の有無を確認した上で、井戸水使用方法の指導を行った。

情報源 奈良県 報道発表資料
奈良県 報道資料(PDF)
機関 奈良県
分野 大気環境
水・土壌環境
キーワード BOD | 大気環境 | 水質 | 公共用水域 | 地下水 | 河川 | 湖沼 | COD | 光化学オキシダント | 奈良県
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