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 環境省、(仮称)ウィンドファームつがる風力発電事業に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出

発表日:2013.01.21


  環境省は、(仮称)ウィンドファームつがる風力発電事業に係る環境影響評価準備書について、平成25年1月21日付けで経済産業大臣に対し、環境大臣意見を提出した。同事業は、(株)グリーンパークつがるが青森県つがる市において、総出力126,500kW(定格出力2,300kW級の風力発電設備55基)の風力発電所を新設するもの。対象事業実施区域の南部は、青森県指定の鳥獣保護区に一部が重複又は近接し、多くの種の希少猛禽類が集中的に生息している。さらに、ガン等の多数の渡り鳥が利用している。また、津軽国定公園に隣接し、同区域の南部は、国定公園第一種特別地域に指定される平滝沼及びベンセ沼が近接している。今回の環境大臣意見では、主に以下の指摘がなされた。1)同区域の南部に計画されている風力発電設備の設置を回避することを基本とし、事業全体の風力発電設備の配置を再検討する。また、再検討後の風力発電設備の配置を踏まえ、評価を行うこと。2)コウモリ類、渡り鳥の調査について、再検討・追加調査を実施する。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
自然環境
大気環境
水・土壌環境
環境総合
キーワード 風力発電 | 渡り鳥 | 環境省 | 環境影響評価 | 鳥獣保護区 | 国定公園 | 青森県 | 環境大臣意見 | 特別地域 | 猛禽類
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