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 環境省、石狩湾新港ウィンドファーム(仮称)事業に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出

発表日:2014.08.18


  環境省は、石狩湾新港ウィンドファーム(仮称)事業に係る環境影響評価準備書について、平成26年8月18日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、エコ・パワー(株)が北海道石狩市及び小樽市に、総出力12,000kW(3,000kW×4基)の風力発電設備を新設するもの。対象事業実施区域である石狩市では、「石狩市地域新エネルギービジョン」を策定し、再生可能エネルギーの導入を積極的に行っている。一方、事業実施区域の周辺には、エゾクロテン等の希少な動物の生息、オジロワシ等の希少な猛禽類や渡り鳥の飛翔が確認されている。今回の環境大臣意見では、1)エゾクロテン等の希少な動物について専門家等からの助言及び追加調査を踏まえ、必要な環境保全措置を講ずること、2)鳥類について調査結果を踏まえるとともに専門家等の助言を聴取し、要すれば風力発電設備の配置や構造の変更等を検討し実施すること、等を求めている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
自然環境
環境総合
キーワード 風力発電 | 渡り鳥 | 環境省 | 北海道 | 環境影響評価 | 環境大臣意見 | 猛禽類 | エコ・パワー
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