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 環境省、(仮称)伊達風力発電事業拡張計画に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出

発表日:2013.02.21


  環境省は、(仮称)伊達風力発電事業拡張計画に係る環境影響評価準備書について、平成25年2月20日付けで経済産業大臣に対し、環境影響評価項目の再検討、動植物等に関する追加調査等を求める環境大臣意見を提出した。同事業は、(株)ユーラスエナジーホールディングスが北海道伊達市において、総出力50,000kW(定格出力2,000kW~3,000kW級の風力発電機を最大25基)の風力発電所を増設するもの。対象事業実施区域周辺は、オジロワシ、オオワシ、オオタカ、ハイタカ、ハヤブサ等の希少猛禽類やヒヨドリ、カワラヒワ、メジロ等の小鳥類の渡り及び生息が確認されている地域である。今回の環境大臣意見では、主に以下の指摘がなされた。1)「廃棄物等」について環境影響評価項目として選定し、適切な環境影響評価を実施する、2)既設の風力発電施設が定格運転に達するような強風時に、騒音・低周波音の現況調査を実施する、3)鳥類等の追加調査を実施し、再度予測及び評価等を実施する。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
自然環境
大気環境
環境総合
キーワード 風力発電 | 渡り鳥 | 環境省 | 北海道 | 環境影響評価 | 生息地 | 動植物 | 伊達市 | 環境大臣意見 | 猛禽類
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