環境省では、平成20年度より創設した「生物多様性保全推進支援事業」の採択事業を決定した。この事業は、地域における生物多様性の保全・再生に資する活動等を支援するため、地方公共団体、NPO、地域の活動団体などで構成される「地域生物多様性協議会」に対して、国から委託を行うとともに、活動等に必要な経費の一部を国が交付するもの。対象となるのは、(1)野生動植物保護管理対策、(2)外来生物防除対策、(3)重要生物多様性地域保全再生のうち、少なくとも一項目に該当する活動で、今回は以下の11団体が採択された。ムサシトミヨ保全推進協議会(埼玉県)、富士見町(長野県)、愛知県、石川県、加賀市(石川県)、敦賀市(福井県)、東近江市(滋賀県)、環境アニメイティッドやお(大阪府)、いなみ野ため池ミュージアム運営協議会(兵庫県)、豊岡市(兵庫県)、アルゼンチンアリ対策広域行政協議会(広島県及び山口県)。