岩手県は、平成25年度岩手県企業局クリーンエネルギー導入支援事業の交付先を決定したと発表した。同事業は、地球温暖化防止対策の一つとして、県内の環境保全及び二酸化炭素の排出抑制を目的としたクリーンエネルギーの導入を促進するため、市町村等が地域内の公共施設に小規模なクリーンエネルギー設備を導入する場合に、設置に要する経費を支援するもの。今回、募集を行い審査した結果、以下4事業への交付を決定した。1)社会福祉法人釜石愛育会の「鵜住居保育園風力発電設備設置事業」、2)大槌町の「仮設小中学校通学路街路灯設置工事」、3)久慈市の「クリーンエネルギー導入事業」4)田谷地区集団移転協議会の「『田谷地区木造仮設談話室』及び『旧広田水産高校仮設住宅』における風力発電事業」。なお、1)、2)、4)は、東日本大震災津波からの復旧・復興支援のため、補助率を9/10に引上げて支援を行っている。