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 大成建設(株)、生物多様性簡易評価ツールを開発

発表日:2013.08.05


  大成建設(株)は、「地域の生物多様性に配慮した空間づくり」を実現するために、施設計画地を訪れる可能性のある“いきもの”を示すなどの生物多様性簡易評価ツールを開発したと発表した。生物多様性に配慮した施設計画を行うには、緑地や水辺などの環境構成要素の規模や配置について、早い段階から検討することが重要である。そのために事業に携わる関係者がその方向性や方針を決める上で必要な情報を迅速に入手することが求められている。今回開発したツールは、2012年秋に開発した計画を支援する生物多様性の簡便な評価ツールを、より利便性を高め使いやすく改良したもの。周辺環境と計画地内の環境を把握・評価し、その相互の関係性から飛来可能な生物の種類を予測することで生物多様性の評価(評価結果)を行う。同社では今後、このツールをより早い段階から活用していくことで、地権者や事業者とコミュニケーションを図り、地域の生物多様性に配慮した施設づくりに役立てていくという。

情報源 大成建設(株) プレスリリース
機関 大成建設(株)
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 環境配慮 | 大成建設 | 生物 | 地域 | 評価 | 施設 | ツール | 環境評価
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