環境省は、平成25年度住民参加による低炭素都市形成計画策定モデル事業(アセスガイドライン利用ケース)の採択結果を公表した。同事業は、全国各地で実施されている都市再開発の機会を捉えて、効果的なCO2排出量の削減や住民の多様なニーズを十分に反映した都市・地域の低炭素化を図るためのモデル的な取組を推進するもの。対象となるモデル事業は、民間事業者等が実施する都市再開発事業について、CO2削減をはじめとする環境配慮事項に係る目標の設定、環境影響の予測・評価及び環境保全措置の検討をもとにして行う目標達成に向けた具体的取組、実施体制等の検討並びにこれらの実施に伴う住民等の広範な関係者の参画を行うモデル的な取組。今回、公募に対して4件の応募があり、CO2削減効果、実現可能性及び先進性等の観点から審査を行った結果、東京都、仙台市、南相馬市、福岡市の各地区で行われるモデル事業4件を採択した。