滋賀県は、平成24年度のダイオキシン類の自主測定結果を公表した。ダイオキシン類対策特別措置法には、特定施設(大気基準適用施設および水質基準適用事業場)設置者は、排出ガス・排出水等の自主測定を行い、その結果を都道府県知事に報告することが義務づけられている。今回、平成24年度に特定施設設置者から報告された結果をとりまとめた。大気基準適用施設では、排ガスが100施設の報告のうち5施設で排出基準を超過し、ばいじんが64施設の報告のうち3施設で処理基準値を超過した。また、水質基準適用事業場は、公共用水域に排水がない6事業場15施設を除いた3事業場3施設から報告があり、全ての施設で排出基準に適合していたという。