鹿児島県は、かごしまCO2吸収量認証制度において、新たに2件を認証したと発表した。同制度は、企業や団体等が自ら行う森林整備活動により得られるCO2吸収量を認証し、地球温暖化対策への貢献度を見える化するもの。今回、平成25年8月28日に、以下2件の植栽・間伐によるCO2吸収量を認証した。1)霧島市10万本植林プロジェクト実行委員会:3t-CO2、2)鹿児島銀行:106t-CO2(5年間分)。霧島市では、市民との協働による「ふるさとの木によるふるさとの森づくり」を推進するため、「霧島市10万本植林プロジェクト基本方針」を策定し、平成23年度から年間1万本の植林を目標に10年間で10万本を植林するプロジェクトを推進している。一方、鹿児島銀行では、地域の環境保全活動の取組みの一環として「かごしま環境パートナーズ協定」を締結し、県有林(環境の森林)を活用した森林整備を実施し、これまでに合計で358t-CO2のCO2吸収量の認証を受けている。