環境省は、「巨大災害発生時における災害廃棄物対策のグランドデザイン」を策定したと発表した。これは、巨大災害発生に備えて、廃棄物処理システムの強靱化に関する総合的な対策の検討を進めるために平成25年10月に設置した「巨大地震発生時における災害廃棄物対策検討委員会」における議論を踏まえ、巨大災害時発生時の取組の基本的な方向性を示す中間とりまとめとして策定したもの。「巨大災害の発生に向けた対策のあるべき方向」として以下の5つの事項を前提として、ハード面、ソフト面の様々な課題に積極的に取り組む必要がある、としている。1)膨大な災害廃棄物の円滑な処理の確保、2)東日本大震災の教訓を踏まえた、発災前の周到な事前準備と発災後の迅速な対応、3)衛生状態の悪化・環境汚染の最小化による国民の健康の維持、4)強靱な廃棄物処理システムの確保と資源循環への貢献、5)大規模広域災害を念頭に置いたバックアップ機能の確保。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
ごみ・リサイクル 健康・化学物質 |
キーワード | 廃棄物処理 | 環境省 | 災害 | 環境汚染 | 健康影響 | 資源循環 | 災害廃棄物 |
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