鹿児島県は、平成25年度の公共用水域及び地下水に係る常時監視結果を公表した。同県では、水質汚濁防止法第15条の規定に基づき、公共用水域及び地下水の常時監視を行っている。平成25年度の結果は以下のとおり。1)公共用水域:健康項目は、調査した96地点の全ての地点で環境基準を達成した。生活環境項目のBOD及びCODの環境基準達成率は全体で87.1%(河川(BOD)92.9%、湖沼(COD)75.0%、海域(COD)79.2%)であった。2)地下水:概況調査では、全88井戸のうち、7井戸で環境基準を超過した。また、過去の調査で汚染が確認され追跡調査を行った76井戸のうち、31井戸で環境基準を超過した。なお、基準を超過した井戸は、関係機関と連携して水道への切り替え等の指導を行ったという。