環境省は、(仮称)東由利原風力発電事業に係る環境影響評価準備書について、平成26年9月8日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、(株)ユーラスエナジーホールディングスが秋田県由利本荘市に、総出力39,000kW(3,000kW×13基)の風力発電設備を新設するもの。対象事業実施区域である由利本荘市では、「再生エネルギーの利用を目的とした施設の建設に関する手続ガイドライン」を策定し、再生可能エネルギーの導入を積極的に行っている。一方、事業実施区域及びその周辺には、クマタカ等の希少猛禽類や重要な水生生物の生息が確認されている。今回の環境大臣意見では、1)重要な水生生物への影響を回避・低減するため沈砂池や濁水処理等の環境保全措置を講ずること、2)鳥類について、調査結果や専門家等の助言を踏まえ、要すれば風力発電設備の配置や構造の変更等を検討し、実施すること、等を求めている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 自然環境 大気環境 水・土壌環境 環境総合 |
キーワード | 風力発電 | 環境省 | 騒音 | 水生生物 | 環境影響評価 | 秋田県 | 鳥類 | 環境大臣意見 | 猛禽類 | ユーラスエナジーホールディングス |
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