環境省は、平成26年度環境技術実証事業(VOC等簡易測定技術分野)における実証機関である(公社)日本環境技術協会が、実証対象技術の募集を開始したと発表した(募集期間:平成26年9月16日~30日17時)。環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にある先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、技術の普及を目指すもの。VOC等簡易測定技術分野は、平成21年度より実証を行っている。今回対象とする技術は、VOC等簡易測定技術分野のうち、特に「室内環境VOC」、「作業環境VOC」の簡易測定技術で、1)複数成分を同時に測定できる技術であること、2)操作・管理等が簡便であること、3)製品化されていること、という条件が求められている。