環境省は、平成23年度環境技術実証事業 VOC(揮発性有機化合物)簡易測定技術分野における実証運営機関として、公益社団法人日本環境技術協会を選定したと発表した。環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にある先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、技術の普及等を目指すもの。実証運営機関は、環境省の請負により、有識者による分野別ワーキンググループの設置・運営、実証試験要領の策定、実証機関の公募・選定、実証対象技術の承認、実証試験にかかる手数料の設定と徴収、実証機関への実証試験の委託、実証試験結果報告書の確認等の業務を行う。なお、同実証運営機関において、平成23年7月8日(金)に第1回ワーキンググループ会合を開催するという。