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 JAXA、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」観測データの定常配布を開始

発表日:2014.11.25


  (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成26年5月24日に打ち上げた、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)の観測データの定常配布を、平成26年11月25日から開始すると発表した。「だいち2号」搭載のLバンド合成開口レーダ(PALSAR-2)は、地殻変動や森林の観測等に適したLバンドの周波数を用いた衛星搭載の合成開口レーダとしては世界で唯一運用中のもので、昼夜や天候によらず地表の画像を取得することができる。今回、「だいち2号」の初期機能確認運用及び初期校正検証運用を予定通り終了し、観測データの定常配布を開始した。観測データは、災害発生時の状況把握や森林伐採の監視、オホーツクや極域の海氷観測などへの利用が期待されている。なお、一般ユーザへの配布は、ALOS-2運用・観測データ一般配布共同企業体を窓口として行うという。

情報源 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA) プレスリリース
機関 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)
分野 地球環境
キーワード 人工衛星 | 森林 | 宇宙航空研究開発機構 | JAXA | だいち | 海氷 | 観測 | 陸域
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