トヨタ自動車(株)と日野自動車(株)は、新しい燃料電池システムを搭載した燃料電池バス(FCバス)を開発し、2015年1月9日から豊田市内を走る路線バスの営業運行向けに提供すると発表した。新しい燃料電池システムは、燃料電池技術とハイブリッド技術を融合させ、トヨタの燃料電池自動車(FCV)向けに開発したシステム。今回のFCバスには、出力を高めるためにFCスタック及びモーターなどを2個搭載するほか、高圧水素タンクを8本搭載している。さらに、外部電源供給(V2H)システムは、2013年11月より開始した実証試験等の結果を活かし改良している。両社は、FCバスの実用化に向け、公共交通である路線バスの営業運行による実証試験を通じて、FCバスの実用性や有用性を検証し、着実に研究開発を進めていくという。なお、今回の実証試験は、「豊田市低炭素社会システム実証プロジェクト」の一環として2010年度から進めているFCバスによる公道走行試験および非常時における外部への電力供給実証の一部で、豊田市の協力を得ている。
情報源 |
トヨタ自動車(株) ニュース
日野自動車(株) ニュースリリース |
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機関 | トヨタ自動車(株) 日野自動車(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 燃料電池 | トヨタ自動車 | バス | 実証 | 燃料電池自動車 | 豊田市 | 日野自動車 | FCV | V2H |
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