トヨタ自動車(株)は、2017年初めより燃料電池バス(FCバス)を販売し、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた導入拡大を目指すと発表した。同社は、日野自動車(株)と共に、環境省事業を活用して、大型路線用FCバスの市場投入に向けた技術開発・実証に取り組んできた。今回、トヨタブランドで販売することとなったFCバスは、トヨタが燃料電池自動車(FCV)向けに開発した燃料電池技術とハイブリッド技術を融合したシステムを採用している。また、大容量外部電源供給システムを採用し、最高出力9kWかつ大容量235kWhの電力供給能力を備えているため、災害などによる停電時に、学校体育館等の避難所や家電の電源としての利用も可能であるという。2017年の販売台数は2台で、東京都交通局が2017年3月頃から、路線バスとして運行する予定。なお、導入車両は、地域交通グリーン化事業(国土交通省)の対象案件に決定している。
情報源 |
トヨタ自動車(株) ニュースリリース
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機関 | トヨタ自動車(株) 東京都 環境省 国土交通省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 環境省 | 東京都 | 国土交通省 | トヨタ自動車 | バス | 燃料電池自動車 | 電力供給 | 日野自動車 | FCV |
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