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 福岡県、スマート燃料電池社会実証を実施

発表日:2014.08.19


  福岡県は、九州大学・次世代燃料電池産学連携研究センター(NEXT-FC)において、「スマート燃料電池社会実証」を実施すると発表した。発電効率の高さから次世代燃料電池として期待される固体酸化物形燃料電池(SOFC)は、特に、業務用・産業用では試作機の段階にとどまっており、耐久性・信頼性の向上、さらなる高効率化が課題となっている。今回の実証では、実証サイトを整備するとともに先端分析機器を導入し、様々な環境下で稼働中のSOFC内部を直接観察することにより、SOFC劣化要因の解明手法を確立し、家庭用燃料電池の普及拡大や業務用・産業用燃料電池の本格的な市場投入につなげる。また、九州大学伊都キャンパスを実証フィールドとして、SOFC実機による系統電力との連携や、再生可能エネルギーからの水素製造及び貯蔵、燃料電池自動車(FCV)からの電気供給などの実証を行い、次世代燃料電池を核としたエネルギー社会の実現を加速するという。

情報源 福岡県 記者発表資料(PDF)
九州大学 プレスリリース(PDF)
機関 福岡県 九州大学
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 燃料電池 | 水素 | SOFC | 実証 | 九州大学 | 燃料電池自動車 | 固体酸化物形 | 福岡県 | FCV
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